ジグヘッドのフックサイズの使い分けについて

りゅうさん

2017年04月11日 10:50

先日の記事の続きで、またまた自論を書きます(笑)


先日の記事の抜粋が下の文章です。
これは相当な高活性だと判断してジグヘッドをダイヤモンドヘッドに変更。

初めは「ストリームヘッド」を使っていたわけですが、活性が高いと思ったから「ダイヤモンドヘッド」に変更した事が書いてあります。
なんで?と思われる方もいると思ったので今回はその解説。


まず、アジの口はストロー状の様な形状になっていて、捕食の際は口を開けるというよりは伸ばす感じでベイト(餌)を吸い込みます。
しかし、この様な状態になるときは活性が上がっていて、大きい口を開けたから結果的に口が伸びていると僕は考えています。
他には、大きい口を開けないと捕食出来ない時にも同じ現象が起こっていると思います。
昔の写真ですが、こんなイメージです。


※過去画像


何が言いたいのかこの時点で気付いた方は、たぶん経験豊富な方だと思います。


それでは今回の釣行で感じた事を元に、ドンドン紐を解いていきましょう。

いつも通り「ストリームヘッド」からアジングを始めた訳ですが、アタリは1キャストで2バイトくらいあります。
全く掛けれない訳ではないのですが、アタリの数に対してヒット率が悪く感じる(4バイトで1ヒット)くらいしか掛かりませんでした。
この時にイメージしたのが、上記した「大きい口を開けた」ためにフックサイズの比較的小さい「ストリームヘッド」では簡単に吸い込めるけど、簡単に吐き出せるサイズなのでは?ってことです。

基本的にアジはベイト(餌)を吸い込む捕食動作をします。
34のアジング用ジグヘッドの特徴は形状がオープンゲイブになっていて「吸い込みやすく、吐き出し難い」ことでアタリを多く・大きく出す事に重点を置いて開発されています。
しかし、今回の様にアジのサイズが20cm前後でも、高活性で大きい口を開けて捕食する場合には簡単に吐き出されてしまう現象が起きてしまいます。


ここまで来るともうお解りかと思います。

「ダイヤモンドヘッド」は「ストリームヘッド」に比べてフックサイズは大きく作っています。
様は、大きい口を開けるアジに対しては大きいフックサイズを選択することで「吸い込みやすく、吐き出し難い」状態を作る事ができるようになり、1バイトで1ヒットのアジングを楽しむ事が可能になります。



~~逆の場合~~
前回釣行では活性が高いアジがターゲットでしたが、そうそうこんなに良い状況に遭遇することはないですよね。
正直僕も久しぶりに入れ食いを味わったわけで、普段はアジを探しながら数本拾っては移動といった感じの渋いアジングが多いのが現状です。僕が普段「ストリームヘッド」から始める理由は実はここにあります。
こんな時のアジのイメージは「活性が低いとあまり大きな口を開けていない」となります。 注:全てが活性が低い訳ではありません。

なので、もし「ダイヤモンドヘッド」でアジングをしていてアタリがあるのに掛けれない現象が出た場合は、アジが吸い込みにくいフックサイズになっている可能性があるので、逆の考え方でジグヘッドを「ストリームヘッド」に変えることで「吸い込みやすく、吐き出し難い」状況を作る事ができます。






今回はジグヘッドのフックサイズについて書いていますが、これはワームのサイズでも同じ様な事が出来るし考えています。
この件に関しては、また時間が有るときに書きますね。



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