今年の1月20日に発売された新製品のワーム「
タープル」
もう皆さんは使って頂けましたか?
実はHPのタープルのインプレッションは僕が書いたのですが、正にこの通り(笑)
なので補足部分を加えながら、開発段階から使い込んで感じたインプレを書いてみようと思います。
ROD:THIRTY FOUR ADVANCEMENT DFR-511
REEL:DAIWA 12 LUVIAS 1003 MTCW tune
LINE:THIRTY FOUR PINKY 0.3号
LEADER:THIRTY FOUR joint line 0.8号
JH:THIRTY FOUR Stream head
LURE:Tadpole1.6 はながすみ
ですが、まず最初に伝えたい事があるのでその話から。
これは僕個人の考え方なので絶対とは言えないのですが、多い釣行回数の中で実際に感じた1つが「ワームが出す波動」という部分。
正直ですね、ワームが波動を出すとしたらシャッドテールくらいかなと思うわけです。
僕を含めて34のスタッフは夏になると実際海に潜りワームの動きをチェックします。
その時に思ったのが、トゥイッチなどのアクションを起こせば素直に動いてくれて波動を出しますがそれ以外は基本どんなワームも動きません。早巻きなどで多少振動を起こすワーム(オクトパス等)は存在しますが。
何が言いたいかと言うと、食わせの間は縦の釣りも横の釣りも基本はスローな動きで食わすこと。
しかも最近ではアクションは少なめで、動かし過ぎるとバイトが減る傾向が全国的に多い事実。
魚は人間にはない側線を持っています。
ここで波動を感じてそのものの距離を感じたりするわけですが、動かすとバイトが減るということは、波動を出すとバイトが減る可能性があると感じるようになってきたわけなんですね。
ROD:THIRTY FOUR ADVANCEMENT SBR-64
REEL:SHIMANO STRADIC CI4+ C2000S MTCW tune
LINE:THIRTY FOUR PINKY 0.3号
LEADER:THIRTY FOUR joint line 0.8号
JH:THIRTY FOUR Driver Head
LURE:Tadpole1.6 あまがえる
当然メバルも同じで、基本は投げてただ巻くだけ。しかもスローリトリーブが一般的ですよね。
上にも書いたように、スローな動きでは波動が出にくいのでバイトが得られるという仕組みが成り立っているのかなと思うわけです。
注:メバルは波動を出さないと食わない事もあります。
これが顕著に出るのが一般的な漁港エリアでのアジング・メバリングなんです。
そして、それらのベイトの殆どがプランクトン等のアミ類。
最近ではスリム系のワームが多く出回っています。これの理由の1つに「スレた魚に強い」って部分があるのですが見付け難いって事も否めないのです。
カラー名
現行:あめいろ・にじ・こうはく
新色:おばけ・あまがえる・はながすみ
さて、僕の考え方はこれで分かって頂けたかなと思うので本題に戻りましょうか(笑)
このファットボディーのタープルで僕が一番気に入っている所は「見た目のアピール力の強さ」なんです。
結局、波動ではなくてスローに誘いながらも見付けやすいシルエット。
当然ですが魚には手が無いので口を使うしかないわけです。
見付けやすくてスローフォールで魚の射程距離内に入れば口を使うしかないとなるわけです(笑)
実際に僕が行ける範囲内(九州~中国地方・北陸)でアジング・メバリングの両方で釣ってテストしましたが、バイトの数は申し分なし。
フッキングに少し問題が有りましたが、横溝を増やすことでシルエットを変えることなく問題を解決できました。
なので12cmくらいの豆アジ・豆メバルも平気で食ってきますしフッキングも問題ありません!!
当然、良型の魚にもひと口サイズの食べ頃サイズ♪♪
なぜスローフォールになるのか?とかは
HPを見てみてくださいね♪
ちゃんと詳しく説明していますので(笑)
これで何故アミパターンに強いワームかが分かって頂けましたかね?
僕の思うアミパターンとは、釣り方の事です(^^ゞ