メバル専用ジグヘッド

りゅうさん

2014年11月27日 13:34

前回からモザイクが掛っていたジグヘッドの部分。
今日は全て公開しようと思います。




34の物作りは全て現場からなのはもうご存知かと思います。
今回のメバル専用ジグヘッドも当然、数十種類の針から一番コンセプトに近い物を採用するためテスト釣行を繰り返してきました。






そのコンセプトとは!!

☆メバルだけに特化させ、他のどんな針よりもアタリが大きく感じやすいことで、初心者の方でも違和感をアタリとして捉える事が可能なこと☆

これは、メバルの捕食行為の殆どが反転バイトが多い所に目をつけ、ひったくるように捕食する際に針掛かりしやすいフックポイントをテスト釣行から導き出した結果です。
また、合わせ遅れをしてもしっかりフッキング出来るように吐き出し難いフックポイントに設計しています。


次に鉛の形状

鉛の形状はストリームヘッドからヒントを得て、水の抵抗を最大限上げられるように鉛の表面積を大きく設計しました。こうすることで、引き抵抗が大きくなり軽量ジグヘッドを操り易くなっています。この抵抗は、テンションフォール時の居食いバイトを感じ易くなる事にも貢献しています。ヘッドの形状は先端を鋭くすることにより、軽いトゥイッチでも簡単に左右にダートさせる事が可能で、リアクションバイトを誘発出来ます。
また、飛行姿勢も安定しているので、同じ重さのジグヘッドと比べると飛距離が伸びていると感じる程です。


それでは、ジグヘッド単体の画像とワームをセットしたものを見てみてください。










まだプロトの段階ですので、針が少し錆びていますが製品版ではメッキ加工されるので問題ありません(笑)
見て直ぐに分かる特徴は、通常のジグヘッドであれば鉛からシャンクはまっすぐ出るのですが、このジグヘッドは直ぐに斜め上へかち上がっています(笑)
なので、ワームのセットも少し工夫がいり、斜め上に抜くようにセットするとまっすぐに刺せます。


このジグヘッドはメバル専用とお伝えしているように、アジには向いてません。
通常のL字釣法やテンションフォールでアジがアタッてきてもなかなかフッキングしないのです。
これは先にも書きましたが、メバルの捕食動作とアジの捕食動作の違いからきています。
このアジのアタリを捨てる事で、驚異的なメバルに対するフッキング率を出しています
同じ内容ではないのですが、メバルのサイズがあまりにも小さい場合でもフッキングは難しくなります。
ロッドの記事でも書きましたが、ターゲットサイズは16~25cm。
実際のテスト釣行での最小サイズは14.5cm。フッキングに至るまでにそうとう時間が掛りました(笑)
逆にMAXサイズが28cm。このサイズでもフックは伸びる事はありませんでしたが、滅多に釣れるサイズではないので25cmをMAXとしています。






SBR-64で説明したワーミングに特化させたロッドに、メバルに特化させたジグヘッドの組み合わせ。
今までにないメバリングの世界を体験出来るものと感じています。
発売時期など詳しい内容が決まりましたらまた報告しますね♪
どうぞ、お楽しみに!!


~商品ラインナップ~

・細軸
 0.5g・0.75g・1.0g・1.5g

・太軸
 2.0g・3.0g

先行で細軸が発売される予定です。






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